歌川 貞房は江戸時代の浮世絵師です。五亀亭(ごきてい)、五楓亭(ごふうてい)、桶蝶楼(とうちょうろう)などの号を用いました。門人には歌川房種がいます。
生没年や生涯については不明な点が多いですが、初代 歌川国貞(三代目 歌川豊国)の門人であり、江戸・京橋から大坂へ移住し、文政(1818年~1831年)から嘉永(1848年~1855年)頃にかけて活動したとされています。
国貞の画風を基盤に自身の作風を確立し、美人画を中心に、役者絵や合巻の挿絵なども手掛けました。着物や細やかな装飾を丁寧に描き、当時の女性を華やかに表現しています。また、人物を中心とした構図で日常の風俗を軽快に描いており、作品に登場する人物の表情の豊かさも魅力の一つです。
代表作には『東都両国夕涼之図』『忠臣蔵 見立人形』『忠臣蔵』などがあります。






