金龍堂は、初代大國壽朗が発足した鉄瓶や金工品を得意とした工房です。
初代の大國壽朗の他にも松尾忠久、佐野直之らの有名作家が在籍していました。
金龍堂の歴史は古く、明治期~大正期にかけて多くの名品を世に残しました。
明治期は、亀文堂、龍文堂、金寿堂などの有名工房が数多く存在した時代で、その年代の職人達の技術力の高さは現在でも世界的に高い評価を受けている作品ばかりです。
今回紹介させていただく『金龍堂』も国内のみならず、中国本土や台湾などの煎茶文化が盛んな国でも高い人気を誇ります。
金龍堂の作品にも様々なタイプがありますが、特に人気が高いのは『鉄瓶』です。
特に初代である大國壽朗の作品となると数百万円で取引されている品も存在します。