淡々斎は裏千家十三代鉄中宗室の長男として明治26年に生まれました。
父の死後、裏千家十四代碩叟宗室を名乗っています。淡々斎と呼ばれることが多いですが無限斎と呼ぶこともあります。淡々斎は茶道以外にも書画や唄など多彩な才能の持ち主です。
本作は、淡々斎の自画賛の茶掛作品となります。
『竹竿頭上願糸多』の言葉の意味は「七夕の笹に願いの糸をたくさんかけて、子供たちが学問や技芸ができるようにと願うのを見て、自分の少年時代を思い出す」というものです。
まさに七夕頃のお茶会の席に最適な掛軸となっております。
今回は高名な茶人直筆の作品であり、季節ものであること、専用の箱ともに保存状態が非常に良かったことから、こちらの評価となっております。