こちらは、鍍金のチベット仏像でございます。
チベット仏教は、7世紀にチベットに伝わった大乗仏教と密教が融合した宗教です。中国の元や清の王朝でチベット仏教は篤く信仰され、仏像も多く制作されました。
チベット仏像は金や青銅を使った豪華な装飾が特徴で、仏の姿だけでなく、怒りの表情をした護法尊(守護神)や、多くの腕や顔を持つ菩薩など、多彩な形が見られます。
本作の座像は、特徴から14~16世紀ほどに制作された物かと思われます。
優しくも荘厳とした姿から当時のチベットでの宗教観や信仰の篤さが窺えます。
今回は時代性やコンディション、サイズ等を合わせて考慮し、こちらの評価となりました。