今回ご紹介するお品物は、『浮彫仏伝図 レリーフ置物』です。
浮彫仏伝図(うきぼりぶつでんず)は、仏教の開祖・釈迦の生涯(誕生、出家、悟り、入滅など)を石や金属に浮彫(レリーフ)で表現した仏教美術作品です。
本作はクシャーナ朝時代(1世紀~3世紀後半)に制作されたガンダーラ美術と呼ばれる様式の石彫作品です。
ガンダーラ美術は、ギリシャやローマの影響を受けた写実的な表現が特徴で、本作のように釈迦の生涯を描いた浮彫仏伝図が多く残されています。
ひとつひとつの場面に動きがあることで、目で追うたびに物語が展開され、仏教の教えを静かに教えてくれるような一作です。
本作は、希少な作品であることや状態などを考慮し、こちらの評価とさせていただきました。