夏目漱石 書簡

本作は、日本を代表する小説家 夏目 漱石の書簡になります。

夏目漱石は『坊ちゃん』『こゝろ』などの名作や、口語体を用いた分かりやすい文を書いたことで知られています。

様々なストレスが原因の神経衰弱に悩み、治療の一環として創作を勧められたことをきっかけに『吾輩は猫である』を執筆。
そこから徐々に人気作家としての地位を確立していきました。

漱石は手紙のやり取りを好んでいたそうで、丁寧に書かれた文字からは几帳面な印象を受けます。
このような品は、彼の人となりを知ることができる貴重な資料となっています。

本作は、著名な人物の書簡であることや、比較的良好な状態であることなどを考慮し、上記の査定結果となりました。