今回ご紹介する作品は、今泉今右衛門作『色鍋島 草花更紗文 花瓶』になります。
今泉今右衛門は色鍋島の技法復興に取り組み、伝統工芸としての体系を確立した一族のことです。洗練された図案や、素地を白抜きにする「墨はじき」といった緻密な技法、高台部分に描かれる櫛目文などが特徴です。
本作は大きさは小ぶりなものですが、綺麗な色鍋島の色使いで彩色されており観賞用としてお部屋に飾るのも良いかと思われます。
今右衛門は、有田焼の人気のある作家で当代は十四代と長い歴史があります。今回の作品は人間国宝の十三代今右衛門の作品になり、十三代が得意とする薄墨の作品ですと更に高評価が付きます。