今回、ご紹介させていただくお品物は、十四代酒井田柿右衛門 『濁手 枝垂桜文 水注』になります。
酒井田柿右衛門は慶長年間から続く有田焼の名工です。
初代酒井田柿右衛門は1596年生まれました。1643年ごろより赤絵陶器の制作を始め、1660年ごろにはヨーロッパへの輸出が本格化し、酒井田家は名工としての地位を確立していきます。
今回ご紹介する『濁手 枝垂桜文 水注』は当代の父親である十四代の作で、「色絵磁器」の重要無形文化財保持者に認定されています。
柿右衛門様式の大きな特徴でもある濁手素地に枝垂れ桜が絵付けされており、両面で異なる表情を楽しむことができます。桜の絵柄は氏の作品の中でも人気のモチーフであり、可憐で優美な印象を与えます。
今回の作品は保存状態もよく、箱等の付属品もそろっていたためこちらの評価額となりました。作品の状態によっては評価額が変動する場合もございますのでご了承ください。