勲章や徽章は、階級や保存状態、時代、付属品の有無などによって評価額が大きく変わるお品物です。また、戦時中の旧日本軍や外国軍に属するもの、製造数が限られているものは、歴史的資料としても高い関心を集めています。
今回は、その中から2点をご紹介します。
「肩章」と「襟章」は、制服や軍服の肩や襟元に取り付け、階級や所属などを示すためのものです。
肩章は、明治初期に採用されたヨーロッパ式のもので、一般軍衣にも使用されていました。一方、日中戦争から太平洋戦争期にかけては、一般軍衣では肩章よりも襟章が主流となっていきました。
今回のお品物は、時代物のため経年による色褪せは見られましたが、大きな破れや破損はなく、役職者用の階級章が複数点、良好な状態で保存されていました。
これらの点を総合的に評価し、今回の評価額となりました。