藤田喬平 作 『手吹金彩茶碗』

藤田喬平は日本のガラス工芸の第一人者でもあり、本場イタリアでも修業した経歴を持ちます。型を使わず手吹きと呼ばれる竿で息を吹き込んで膨らませる方法で作られた作品は、その高い技術力から多くの評価を得ており人気が高いです。また …

上村松篁 『紅葉』

上村松篁は京都出身の日本画家で、母に美人画で作品が有名な上村松園を持ち、親子二代にわたり魅力的な日本画作品を描いています。 上村松篁の作品は鳥を描いた作品が多いことが特徴的で、鳥を描く上で強いこだわりがあり日本国内だけで …

曹素功堯千氏造 『飛布山樵端友氏家蔵之墨』

中国の墨(唐墨)は現在でもとても人気が高く、特に文化大革命(文革)以前のお品物は特に人気が高くなっております。その中でも今回のお品物にもあるように「曹素功」は中国の明時代末期頃から続く製墨の工房で、見た目の豪華さなどより …

浜野矩随 『鍔』

皆様こんにちは。緑和堂大阪支店でございます。 今回ご紹介させていただきますお品物は、浜野矩随 作『鍔』でございます。 浜野矩随(はまの のりゆき)は、江戸時代中期頃に活躍した装剣金工師です。 浜野派の開祖である浜野政随の …

岡崎忠雄 『晨華』

皆様こんにちは。緑和堂大阪支店でございます。 今回ご紹介させていただきますお品物はこちら。岡崎忠雄 作『晨華』でございます。 岡崎忠雄は、京都府出身の日本画家です。 1943年に生まれ、昭和後期から平成の初期にかけて活躍 …

寺井重三 作 『薔薇』

皆様こんにちは。緑和堂名古屋支店でございます。 今回ご紹介させていただくお品物は、寺井重三作『薔薇』でございます。 20代後半から洋画家の木下孝則に師事した影響で、「踊り子」や「バレリーナ」など、女性像をテーマにした作品 …

中川浄益 作「建水」

皆さんこんにちは。緑和堂福岡支店でございます。 今回ご紹介する作品は中川浄益 作「建水」です。 建水(けんすい)とは、茶道具の一つで茶碗にすすいだ湯水を捨てるための器です。銅の小さな器で茶室にも大変映える作品となってます …

本象牙彫刻『農作業を終えた人物』置物

今回ご紹介させていただくお品物は、本象牙彫刻「農作業を終えた人物」置物でございます。 こちらの人物像は非常に細かく彫られているお品物でございます。 まずは表情に注目してみましょう。 今年は豊作だったのでしょうか。 農作業 …

十三代楽吉左衛門(惺入) 作「赤楽茶碗」

今回ご紹介させていただく作品は、 十三代楽吉左衛門(惺入) 作「赤楽茶碗」です。 楽焼はろくろを使わず手で作られているものが多く、こちらも独自の形で仕上げられおります。 色は橙、白、黒、黄色などまだらに色がはいっており、 …

前端 雅峯 作「洲浜二松蒔絵 大棗」

今回ご紹介する作品は前端 雅峯 作「洲浜二松蒔絵 大棗」です。 金地に高蒔絵で表現された尾形光琳を彷彿とさせるような模様、そして松。 小さな棗に施されたとは思えないほどの緻密な技巧が特徴です。 こちらの作品名である「洲浜 …

服部製 天皇家御菊紋章入純銀花瓶

今回ご紹介するお品物は『服部製 天皇家御菊紋章入純銀花瓶』でございます。 特徴と致しましては純銀製ということもあり、ずっしりと重みがあります。 正面上部には天皇家御菊紋章、唐草模様が入ることにより、気品漂う作品となってお …

折橋真理子 作『ばら』

皆様こんにちは。緑和堂東京支店です。 今回のご紹介は折橋真理子 作『ばら』です。 折橋真理子は鹿児島県出身の画家です。女子美術大学を卒業した後、1982年に仁科展の特選を受けます。その後、仁科会の会友となり、多数の個展を …

菊蒔絵 文庫

今回ご紹介するお品物は、『菊蒔絵 文庫』でございます。 こちらのお品物は表面が梨地という技法で制作されております。 このように表面に金粉を蒔くことでより華やかな作品に仕上がります。 また草花の間に金粉が入ることで、丁寧に …