加藤 孝造 作『志野 湯吞』

皆様、こんにちは。 緑和堂 名古屋支店でございます。
今回、ご紹介させて商品は加藤 孝造 作『志野 湯吞』になります。

加藤孝造は1935年岐阜県で生まれます。
洋画も書いており、18歳の頃に全国最年少で日展洋画部に入選し、「天才」と呼ばれました。高校を卒業し、岐阜県陶磁器試験場に研究生として入所し、試験場に工芸科ができると、工芸の研究を始めます。試験場勤務を続けながら洋画を描きましたが、25歳の頃に 荒川豊蔵の志野茶碗との出会いで陶芸一筋になり、以後、志野、瀬戸黒の作陶を続けました。人間国宝に認定された「瀬戸黒」の作品ですと高評価が期待できる作家となっております。

今回のお品物自体も瀬戸黒ではなく、志野の作品ではありますが、作品自体の出来が良く、保存状態も大変良かったため、上記の評価となりました。

ご自身のコレクション整理や遺品整理など、お品物でお困りのことがございましたら、是非一度緑和堂へお問い合わせください。