こちらは煎茶碗は外側に中国三国時代の赤壁の図と漢文が書かれており、内側に「永樂年製」と記されていました。
赤壁といえば、曹操率いる魏対呉と蜀の連合軍がぶつかったことで有名で蜀の孔明と呉の周瑜や「苦肉の策」の語源ともなった老将黄蓋の活躍など、現代でも三国志ではハイライトシーンとして挙げる方も多いのではないでしょうか。焼物の図柄としてもしばしば描かれることもあり、人気の図柄です。
また、内側の「永樂」は1400年頃の中国の年号ですが、こちらはそこまでは古くないと思われるので、後の時代に作られた写し物という事になります。逆にそれだけ当時の中国陶器は完成された様式などを持っていたとも言えます。
こちらは少し欠けなどはありますが、地肌などから時代も感じられる造りになっている為上記の評価としております。