今回ご紹介致しますお品物は、裏千家十五代家元 鵬雲斎の茶掛色紙幅となります。
茶掛とは茶室の床の間に飾られる掛軸のことで、禅語や漢詩の言葉が簡潔に揮毫されています。
今回の掛軸には、『安分以養福(ぶんをあんじ もって ふくをやしなう)』と書かれています。
自分を知り自分のするべき事をわきまえていれば幸せになる、という意味があるそうです。
高望みする気持ちを抑える一行が、主人と賓客の心をより一つにしてくれるのでは無いでしょうか。
著名な茶人の作品ではございますが、今回は色紙サイズに書した作品であり、人気の一行書や円相、画賛等に比べると落ち着いた人気となります。
作品に大きな破れやシミが見られないことを踏まえ、上記の評価額となりました。