古墨とは、長い年月を経て熟成した 書道用の固形墨(墨棒) のことです。
新しい墨と比べて色の深みや書き味が良く、書家や収集家に人気があります。
一般に製造後 数十年〜100年以上経過したもの が「古墨」とされます。高品質な原料と製法が条件です。
大森佐渡掾(おおもり さどのじょう)は、江戸時代前期から中期にかけて活躍した古墨の名工・墨師の名跡として知られています。とくに古墨の世界では、銘や伝来によって高く評価される存在です。
古墨は「時間が品質を高める工芸品」であり、しかも同じものが二度と作れないという点で価値がある点と状態の良さも考慮してこちらの評価額となりました。