古梅園(こばいえん)は、1577年に創業した奈良県の老舗墨屋です。長い歴史を持ち、伝統的な製法を守りながら、書道で使われる墨を作り続けています。
今回のお品物である玉蘭(ぎょくらん)は、菜種油を燃やして作る「油煙(ゆえん)」を原料とした、古梅園の中でも最上級の墨です。墨の粒子が細かく、濃くすれば艶のある深い黒色に、薄くすれば茶色がかった落ち着いた色合いになるのが特徴です。また、墨の伸びが良く、漢字や仮名の作品制作に適しています。
今回は、古梅園の歴史と玉蘭墨の品質に加え、木の模様が彫刻された墨の美しさや、専用の箱などの付属品も含めて評価させていただきました。