古梅園は、1577年に創業した日本有数の歴史を持つ老舗の製墨企業です。奈良で440年以上にわたって受け継がれてきた伝統と技術を守り、書道家や日本画家、書道愛好家などに向けて、質の高い墨を作り続けています。
今回のお品物は、「飲中八仙」「丸虎」「八角老松」の3点セットです。いずれも古梅園の高級油煙墨「漆墨」に属する品で、菜種油から採取したきめ細かな煤を原料としています。のびが非常に良く、漢字作品および仮名作品のどちらにも最適な墨です。
濃墨では艶のある純黒、淡墨では茶色系の黒を表現できるのが特徴で、どれも古梅園を代表する名墨として人気があります。
今回のお品物は、古梅園の高級油煙墨「漆墨」であることや、3点それぞれの特徴・保存状態などを踏まえ、評価させていただきました。