クロード・ワイズバッシュ

クロード・ワイズバッシュはフランスの洋画家です。

1927年。ワイズバッシュは、フランスのティオンビルに生まれました。その後、ナンシー美術学校に学び、版画技術を習得します。1957年には、絵画や版画などを展示した自身初の個展を開催します。この個展を契機に、国際的な評価を受けることとなります。

その後もヨーロッパをはじめとした各地の版画展や絵画展に出品するなど精力的に活動し、高い評価を得るとともに、サント・エチェンヌ国立美術大学で教鞭をとるなど、知識人としても活躍していました。

ワイズバッシュといえば、音楽をモチーフとした作品が印象的です。

ヴァイオリニストやチェリストなどの音楽家が、セピア色を基調としながら鋭い線で動的に表現されているのが特徴です。ヴェートーベンやモーツァルトを愛した彼の感性と情熱が魅力となり、作品に表れているようです。

ワイズバッシュの作品は、パリ市立近代美術館をはじめとした世界各地の美術館に所蔵されています。

レイモン・ペイネ

レイモン・ジャン・ペイネ(Raymond Jean Peynet)
1908年 – 1999年
フランス・パリに生まれる。両親は「カフェ・ドゥ・ラ・グリル」という名のカフェを営んでいた。そこで育ったペイネは、パリの産業装飾美術学校に入学し、絵の基礎や技術を習得。卒業後は広告代理店に入社します。イラストレーター兼デザイナーとして働き、1939年の独立します。独立してすぐにフランスの英字新聞に挿絵が掲載されたことで名が知られるようになります。1942年には雑誌にペイネの代表作と言える「恋人達シリーズ」の連載が始まる。
その後は、ブリュッセル万国博で都市計画館の装飾を手掛けるなど認知度を高め、1987年に芸術・文芸勲章を受章しました。

レイモン・ペイネの作品は愛をテーマにした作品が多く、代表作となった恋人達シリーズが有名です。恋人達シリーズのモチーフは実は自身のことで、ペイネ自身と奥様がモデルとなっています。作風はメルヘン風で、色鮮やかで柔らかな雰囲気を描いています。日本でも人気が高く、愛をテーマにした作品は幸せな雰囲気に合うということで結婚式場などで飾られていたり、絵本のようなタッチで描かれており、子連れが集まる場である児童館などに飾られています。

このようにペイネの日本での人気が高いことから、1986年から日本の軽井沢にペイネの美術館が開かれており、直筆、リトグラフ、挿絵など多くのペイネ作品が展示されています。ちなみに南フランスにあるペイネ美術館の利用者の9割は日本人だと言われています。

ジェームス・リジィ

ジェームス・リジィは版画作品の3Dアートで世界的に有名なアーティストです。

平面作品を立体的に見せる3Dアートの先駆者として名高く、地元であるニューヨークのような都会の日常風景である喧騒をポップに表現したことが高く評価されています。
彼の作風は明るい色味が特徴で、作品全体にアメリカが持つエネルギーを感じさせるものです。当初は都会の喧騒をテーマに描いていましたが、より独自性を出すため3Dへと作品を進化させます。
これは当時活躍していたヒロ・ヤマガタや、後に3Dアートの大家となるチャールズ・ファジーノが作品に取り入れるなど大きな反響を呼びます。
世界中にファンを獲得するにまで至ると、アトランタオリンピックの公式アーティストとなりポスターを手掛け、長野オリンピックにおいてもIOC公式アーティストになるなど、活躍の場を広げていきます。

華々しい活躍を遂げたジェームス・リジィですが、2011年に惜しまれながら世を去ります。彼の作品は現在でも多くの人々に親しまれております。

糸園 和三郎

糸園和三郎は1911(明治44)年8月4日大分県中津町の呉服商の家に生まれる。小学校5年生の時に骨髄炎にかかり手術を受ける。小学校を卒業した後は、病気のために進学を断念。1927(昭和2)年上京し次兄と共に大井町に住む。父に絵を描くことを勧められ、美術学校に通い始めた。前田寛治の作品に感動し、29年には前田の主催した写実研究所に学ぶ。29年ごろから絵画展で入選ようになり多くの賞をもらったのもこの頃である。

その後の糸園は新しい画会を立ち上げたり、いろんな画会に参加したりなど美術協会に貢献している。43年に作り上げた画会は戦時中でも自由な表現活動をするための場として立ち上げられました。45年に笹塚の家が東京大空襲にあい作品のほとんどを消失している。故郷の中津市で絵画塾を開くなど地元を大事にする活動も行っている。

晩年は後進の育成などに力を入れ1957年から1981年まで日本大学芸術学部で指導を行った。その間1959年に脳動脈瘤と診断されるが、絵を描くことができなくなる可能性があることから、手術を受けず一年半の療養生活を送るなど絵に対しての熱い思いを持っている。

糸園和三郎の描く作品は、心に浮かんだ映像を長い時間をかけて醸成させ、キャンバスの上に写し換えるという描き方で、画面からは余計な対象物が排除され無駄な物が無く、描きたい対象をダイレクトに伝えてくる迫力がありますが、どこかさみし気で静けさを感じさせる。

舟木 誠一郎

舟木誠一郎は東京生まれの画家で、女性の美しさをモチーフにした人物画に長けた作家です。最近美術業界では話題に上がり評価が高くなっている、リアリズム、写実性を重視した、写実絵画の分類の作品を描く作家です。

基本的に描く作品は女性がモデルの作品になります。その中には裸婦画もありますが、女性の肌の質感、眼差し、手や髪や表情などを細かく描き外面的な美しさとにじみ出る内面的な美しさを表現しています。舟木誠一郎の作品を一言で表すとやはり「美」になると思います。

冒頭で写実性の高い作品をとお話させていただきましたが、舟木誠一郎が作る作品の中には写実的な人物画に更に加筆した作品もあります。「沈黙」という作品がそれにあたるのですが、その作品には美しい女性の背中から美しい白い羽根が生えており、幻想的な雰囲気を醸し出しています。このような作品は写実絵画とは異なった作品に分類されてしまいますが、絵の中の女性は美しく幻想的で物語に出てきそうな雰囲気を漂わせています。

このように写実性の高い女性画と、物語性のある幻想的な女性画を描いており、どちらも「美」を大事にした美しい作品です。昨今の写実性ブームと相まって舟木誠一郎の作品は人気が高いです。

ダニエル・ボネック

ダニエル・ボネックは1955年にフランスで生まれ現在も活動なさっておられる画家です。兄のアラン・ボネックも画家であり、二人は画風が一致からボネック兄弟の名前で個展を開くなど兄弟で精力的に活動しています。

絵の特徴として色彩豊かで植物が必ずと言っていいほど描かれており、人物も可愛らしく明るい表情の全体の雰囲気の明るい絵が多いです、また幻想的な風景を基本としており童話の世界のような絵が特徴的です。

主な活動、活躍としてはフランスを初めとして、ヨーロッパ各国・アメリカにて、多くの展示会が開催されています。またフランス大蔵省が絵を限定版のコイン、メダルに採用、1990年にユニセフが絵ハガキに採用したりと多くのメディア、国際的に注目を浴びています。

 

上野 憲男

上野憲男は北海道出身の抽象画の作家です。10代で自由美術展へ初出品、初入選するなど、若かりし頃から高い才能を発揮していました。 その後は美術会の会員になるなど確かな地盤と評価を受け、執筆作業に力を入れることができました。 …

てぃんくる

てぃんくるは、日本のイラストレーターで、漫画家の集団です。 結成時は5人組で活動しており、その後2003年「Cafe Little Wish」作成時に、はるかぜせつな、ベルの2名で活動を開始します。2010年にベルが病気 …

鈴木英人

鈴木英人は、福岡県出身のイラストレーターです。 1980年頃にイラストレーターとしての活動を始め、ラジオ雑誌や企業の広告カタログの表紙、英語教科書やミュージックアルバムの表紙など様々なイラストを手掛けていきました。 鈴木 …

松本 零士

松本零士は、「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」など多くの作品が年代問わず認知されている漫画家となります。松本さんといえばSF作家として知られていますが、様々なジャンルの漫画を描かれてきました。誰もが知る大作家となられた …

金子 國義

金子國義は埼玉県出身の油彩画家です。 織物業を営む家庭の四男として生まれました。家庭は比較的裕福で、幼少期から図画工作に優れ、バレエも習っていました。少年時代からその才能が光る存在でした。   中学・高校を卒業 …

松任谷 國子

松任谷國子さんは、本業を画家としながらも、1960年代にタレントとしてデビューし名が知られるようになりました。タレント業の傍ら展覧会に出品し仁科会などでの受賞歴を残します。1966年にはローマに留学ヨーロッパを中心に展示 …

藤田 吉香

藤田 吉香は日本の洋画家です。清らかな色彩に加え、非常に描写力の高い静物画が特徴的でございます。 藤田 吉香は福岡県久留米市櫛原町にに生まれます。九州大学工学部を卒業後、多くの画家を輩出した松田塾にて松田実から洋画の指導 …

中村 清治

中村清治は、神奈川県横浜市生まれの洋画家です。 東京芸術大学油画科にて伊東廉の教室に所属し、卒業制作で学内賞の安宅賞を受賞しております。卒業後はグループ展「大地」を結成。 自身初の個展は東京銀座で31歳の頃に開催。その後 …

きたのじゅんこ

きたのじゅんこは東京生まれ、東京学芸大学教育学部美術家卒業の女性画家・イラストレーターです。 幼いころから油絵を習ったり、漫画を描いたりととにかく絵を描いて過ごし、高校では漫画研究会に所属していました。漫画の他にもSFや …

石ノ森01

石ノ森章太郎

石ノ森章太郎は、漫画家として活躍し特撮ドラマの原作者です。代表作は『仮面ライダー』や『サイボーグ009』であり、日本に住んでいましたらご存じの方も多いかと思います。 代表作のSF漫画だけでなく、ギャグ漫画など幅広い作品を …

瀧下01

瀧下 和之

1975生まれ、熊本県出身の画家。東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業し、2001年に東京藝術大学大学院(中島千波研究室)修了。 2005年から画業に専念し、出身地の熊本県や東京都内など日本全国で個展を開催しグループ展や …

栗原 喜依子

栗原喜依子は女性像を数多く描いたことで有名な洋画家です。 1935年に茨城県に生まれた栗原喜依子は1958年に女子美術学校洋画科を卒業し、1960年頃よりNHK美術部に勤務しながら製作活動を行っておりました。女子美術学校 …