黄の瀬窯 『古萩数茶碗 』20客

『黄の瀬窯（きのせがま）』は、信楽焼の伝統を受け継いだ土と器で知られる窯元・ブランドです。その名からわかるように、「黄の瀬土」という特有の粘土を使用。これは赤・白の2種類あり、可塑性が高く成形がしやすいのが特徴です。

 『古萩数茶碗』は、主に10客セットあるいは20客単位で作られる、萩焼の数茶碗です。数茶碗とは、茶道や席中でお客様分を一まとめに取り揃えておくための碗のことで、揃いの風情と実用性を兼ね備えています。

萩焼の伝統技法を活かし、柔らかく優しい白〜淡い灰色の古萩肌が特徴。土の風合いが感じられ、使うほどに表情を増す「萩の七化け」の魅力があります。

萩焼らしい温かみのある風合いと、数湯用としての実用性が魅力のセットです。茶道愛好家から普段使いを楽しむ方にもおすすめできます。

黄の瀬土を使った萩焼の茶碗であること、保管状態の良さ等を考慮してこちらの評価となりました。