伊万里焼 お猪口 三十六客

伊万里焼(いまりやき)は、佐賀県有田町（旧伊万里藩領）で17世紀初頭に始まった日本の磁器です。白磁をベースに染付や多彩な絵付けが特徴です。

国内はもちろん、江戸時代から海外（特にヨーロッパ）への輸出も盛んでした。「伊万里焼」という名称は、有田で作られた磁器が伊万里港から出荷されたことに由来します。

お猪口（おちょこ）とは日本酒を飲むときに使う小さな器で、職人によって精緻な絵付けや金彩が施されたものが多く存在します。

精緻な染付（青色絵）や華やかな色絵、金彩の豪華さは江戸時代の文様や図柄を反映した芸術性として評価が高い点と状態の良さ、数量も考慮してこちらの評価となりました。