加藤 卓男『正倉院復元 三彩花貼文鳳首瓶』

今回ご紹介するお品物は、加藤卓男作『正倉院復元 三彩花貼文鳳首瓶』でございます。 加藤卓男は、失われた古代の技法である三彩やラスター彩を現代によみがえらせた、日本を代表する陶芸家です。その卓越した技術と功績が高く評価され …

宮島 詠士 書画

宮島詠士(みやじま えいし)は、明治から昭和前期にかけて活躍した書家です。 1867年に山形県米沢に生まれ、本名は宮島吉美。父は旧米沢藩士の宮島誠一郎で、幼少期に上京し、若い頃には勝海舟の門にも学びました。 東京外国語学 …

平澤 重信 『日日』

平澤重信は1948年生まれ、長崎出身の油彩画家です。 ダークな色調が特徴的であり、作品には自転車、白い煙が立ちのぼる煙突のある家、犬や猫、鳥などの生きもの、小さな樹木や工場といったモチーフが繰り返し登場します。これらのモ …

文政一分判金

文政一分判金は、江戸時代後期の1819年(文政2年)より鋳造された金貨です。一分判とは一両の4分の1にあたる価値を持つ貨幣で、日常の商取引に広く用いられました。小判よりも小型で扱いやすく、当時の流通を支えた代表的な金貨の …

北斎名画選

葛飾北斎は、江戸時代後期を代表する浮世絵師であり、風景画や読本挿絵、肉筆画など幅広い分野で活躍しました。代表作である『冨嶽三十六景』は世界的にも高く評価され、日本美術を象徴する作品として知られています。 本作は、北斎が晩 …

万延二朱判金

万延二朱判金は、江戸時代末期の1860年(万延元年)に発行された金貨です。 二朱という額面を持ちながら、実際には銀を主体とした合金に金を着せた造りとなっており、幕末の財政事情を反映した貨幣として知られています。 本作は、 …

野村 正秀 『素銅地木魚払子之図 目抜』

本作は、江戸時代後期に活躍した金工・野村正秀が手掛けた目貫です。 目貫は、日本刀の柄に据えられる刀装具の一つです。本来は柄を補強する役割を担っていましたが、時代とともに装飾性が高まり、名工たちの優れた彫金技術を示す美術工 …

ビクトリア イパーン

本作は、ビクトリアン様式の「イパーン」と呼ばれる花器です。 ビクトリアン様式とは、1837年から1901年のビクトリア女王在位期間に用いられた美術・工芸などのデザイン様式です。この時代のイギリスは「世界の工場」「太陽の沈 …

天啓通宝

天啓通宝は、中国の明時代の天啓年間(1621年~1627年)に鋳造された銭貨です。中央に四角い穴が開いた形が特徴で、当時は実際の流通貨幣として広く使用されていました。 江戸時代初期、日本では中国との貿易が盛んに行われてお …

アントワーヌ・ブールデル 『女神たち』

アントワーヌ・ブールデルは、20世紀初頭のフランスを代表する彫刻家です。近代彫刻の巨匠として知られるオーギュスト・ロダンの弟子として研鑽を積み、力強さと古典的な美しさを兼ね備えた数々の作品を残しました。その芸術性は現在で …

不動三尊図

本作は、不動明王を題材に描いた掛軸です。中央に不動明王、その両脇に眷属である矜羯羅童子と制吒迦童子を配した「不動三尊」の構図で描かれており、細部まで丁寧に施された彩色が印象的な迫力ある作品となっています。 不動明王は密教 …