皆様こんにちは、緑和堂東京支店です。
本日ご紹介する作品は 大久保 泰 作 「アマンド咲く南仏」です。
大久保 泰は愛知県生まれの風景画家です。幼少のころから文学や美術に興味を持ち、山本 鼎や野口 弥太郎・児島善三郎に師事した経歴を持ちます。
初期のころは、人物画や静物画などを多く描き展覧会でも入選するなど高い評価を得ており、後期から晩年にかけては風景画に注力し、欧州をめぐりフランス・スペイン・イタリアなどで多くの風景画を描きました。
作品の特徴は色彩豊かでどこか哀愁を感じる柔らかい印象です。今回の作品はヨーロッパの田舎のゆったりとした風景を描いた作品になります。
春を感じさせる暖かく美しい風景は色彩豊かに優しいタッチで描かれています。まさに大久保 泰らしい作品と言えるのですが、人気の高い作品は街並みをメインとして描いている作品が多く、今回は街を遠くに描いた作品でしたので上記の評価となりました。
緑和堂では、大久保 泰の作品を集めております。
作家不明のお品物でも大歓迎です。お気軽にご相談して下さればと思います。
お客様からのお問合せ心よりお待ちしております。