皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
今回、ご紹介するお品物は、「13代柿右衛門 作 錦草花地文菓子器」になります。
柿右衛門は、当初別の名にて陶器や白磁、染付等を制作しておりましたが後々、赤絵磁器の制作に成功し、それ以降「柿右衛門」を名乗り始めたそうです。
この柿右衛門という銘は代々受け継がれ、製法をも維持しており、14代目は重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されております。
今回のご依頼頂いたお品物は、一つ前の13代目監修の作品になります。残念ではありますが本人作ではない為、本人作と比べると相場が低くなります。また、14代が監修している作品と比べましても相場が変わります。添付の写真をみてお分かりになる通り、お品物及び共箱の状態が良く上記の評価額になりました。
本人作の物になると「濁手」といわれるお品物が大変人気になり、乳白色が特徴で柔らかく温かみのあるのが人気の理由です。
緑和堂では、柿右衛門の作品を集めております。もちろん本人作でないお品物や、掛軸、絵画、刀剣、甲冑、屏風等幅広くお取扱いが可能です。
ご自宅・ご実家の整理でご不明なお品物等ございましたらお気軽にお問合せ下さいませ。