皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
今回、お客様からお譲りいただいた商品はこちらです!
初期伊万里焼 『富士絵皿』10枚です!
初期伊万里焼とは、1616年頃から1640年代まで製作された日本最初の磁器と言われております。
当時の陶磁器製作は、朝鮮からの渡来陶工によって中国の技術が伝えられており、それが主流となっていましたが、日本人陶工たちが独自のスタイルを求めて試行錯誤をしながら磁器の製作をしていました。そのため初期伊万里焼の頃は中国作品の模倣が多く、器が歪んでしまったり、字が読めないのに漢字を模倣して描いたりなど粗さの出ている作品が多いのが特徴です。
現代では、初期伊万里焼の持つ素朴で味わいのある絵柄や、歪みのある全体のフォルムに密かな人気を博しております。
今回は、共箱付の状態の良い作品でした。一部欠けている部分もございましたが、10枚が揃っていることもあり上記の結果となりました。
緑和堂では、陶磁器を始め、幅広いジャンルを取り扱っております。
気になるお品物がございました遠慮なくお問い合わせください。