皆様、こんにちは。緑和堂東京支店でございます。
本日は、丁紹光(ティンシャオカン)作『愛し児 リトグラフ』をご紹介させていただきます。
丁紹光さんの作品は、赤や青のはっきりとした色合いの中に、モチーフとして女性や母子を描き、その美しい色彩に際立つ作品のグラデーションからは「ティンブルー」と呼ばれております。
描かれる作品からは、中国古来の雰囲気が感じられながらも、どこか現代的な雰囲気も感じられます。そんな作品に描かれるモチーフは、切れ長な目を特徴とした人物として描かれ、バランスの良い色合いにて神秘的な雰囲気として存在感を強調されていると思います。
丁紹光さんの作品はバブル期頃に人気が高まり多く売れた為、作品の流通量がとても多いと感じます。特に作品自体のサイズが大きい物が多く、今現代のご自宅のスペースでは飾られることが難しく需要が低くなり、評価額が低くなることがあります。
評価と致しまして、今作は他作品と比べますと比較的に製造数が少ない作品となります。また作品の保存状態が良く綺麗であり、エディションナンバー及び直筆のサインが記載されていましたが、専用の箱が欠品していた為、上記の評価額となりました。
緑和堂では丁紹光さんの作品をはじめ、リトグラフ作品を集めております。
作家不明の作品でもご相談ください。
他にも、掛軸、陶器、刀剣、甲冑、着物等幅広くお取扱いがございます。ご自宅・ご実家の整理でお困りな事等ございましたらお気軽にご相談して下さいませ。