こんにちは!緑和堂京都営業所です。今回ご紹介させていただきます美術品は十二代 藤林 徳扇作『鶴寿之舞』です。
まず初めに藤林徳扇について説明させていただきます。藤林徳扇は襲名制により代々受け継がれてきた名で初代藤林徳扇は延宝8年に遡り300年以上続いています。元は宮内庁御用達の錦の御旗の織り匠だったそうです。
そして今回、鶴寿之舞を作られた十二代目藤林徳扇さんは五大宝石をパウダー状にした上で絵の具、本金糸や本 プラチナ糸を使用した。アートは世界的に評価され芸術界のノーベル賞と表現されるユネスコ・パリ本部認定のユネスコ・グリーティング・アーティストとして連続して選出され日本を問わず活躍された方です。大正9年(西暦1920年)京都に生まれ。平成25年(西暦2013年)広島にて逝去。
この鶴寿之舞もプラチナ糸で作りこまれており鶴の輪郭が細かく綺麗に光っています。また絵に使われている宝石をパウダー状にした絵具が所々に光、空や山が美しく幻想的です。