皆様、こんにちは。緑和堂東京支店でございます。
今回ご紹介致します商品は日本画作家の平山郁夫 作「流砂浄土変 陶板画」になります。
平山 郁夫さんについて少しお話致します。
広島出身の作家になり、中学生の時に広島原爆を体験した平山 郁夫さんは、平和の祈りを込めて絵を描き始めたそうです。
東京美術学校を卒業後、東京藝術大学の前田青邨教室の副手となり、東北地方へ学生を連れ取材に行きましたが道中強い吐き気やめまいに襲われ、病院で検査をしたところ白血球が普通の人の半分程しかなく、原爆症だと診断されました。
診察結果を受け、平山 郁夫さんは自分の魂ともいえる作品を描きたいと思い始めました。シルクロードの作品が有名で、シルクロードは古代の商品が行きかった道になり、運ばれたのは物資だけでなく人の心等も一緒に運んでおりました。
悲しいことに戦争が始まるとこうした流通は止まってしまう為、平山 郁夫さんにとってラクダは平和の象徴ともいえる存在だったそうです。
ご紹介致します商品もそんな平和の象徴が描かれた作品になります。
評価と致しまして、陶板画になりますが割れなどがない綺麗な状態だったこと、画像には載せておりませんが共箱だったこと等を考慮し上記の評価額となりました。
緑和堂では、陶板画や版画等の絵画を集めております。箱が無くてもお取扱い可能となりますので、ご自宅やご実家のお片付けでお困りな事やお値段の気になる商品等ございましたら、お気軽に緑和堂までご相談して下さいませ。