お品物は皆様こんにちは、緑和堂です。今回ご紹介させて頂ます、お品物は、井上 圭史 作 『備前と椿』です。まず始めに作者の井上 圭史についてご説明させて頂きます。
井上 圭史は大阪府出身の写実主義(リアリズム)を得意とする画家です。1933年に大阪府で生まれ、1955年に京都芸術大学へ入学しますが中退し日本写真専門学校に入学し1959年に卒業します。
1974年に大阪府美術家協会創立会員となり1977年には現代洋画精鋭選抜展に出展し銅賞を受賞しました。
後に美術雑誌で有名な『一枚の繪』で紹介され一躍有名画家となります。
井上圭史の作品は備前焼の花瓶に花が添えられた静物画が人気で、細部まで丁寧な写実で描かれた作品は見るものを魅了します。
今回のお品物である、『備前と椿』も備前焼の表現も美しく、備前焼の渋い色合いと椿の色鮮やかが対比になりメリハリのある大変美しい作品です。
今回のお品物は、状態も良く、シミ等も無かった為こちらの結果になりました。
緑和堂では井上圭史以外の作家さんの作品もお待ちしております。何卒宜しくお願い致します。