皆様こんにちは。緑和堂名古屋支店でございます。
今回ご紹介させていただくお品物は、山下保子作『花ひとつ』でございます。
1946年に東京都で生まれた彼女は、1968年に女子美術大学日本画科在学中に日春展に作品が入選します。1969年には女子美術大学日本画科卒業、1979年と1992年にはそれぞれ日展特選受賞、2008年に第40回日展日展会員賞を受賞、2021年に日展内閣総理大臣賞を受賞と、現在は日展会員である素晴らしい活躍をされている女流画家です。
女性の姿を主流といて描き、その洗練された構成方法とタッチ感が魅力的で、見る者を作品に引き込む力がひとつひとつの作品にあります。今回の作品『花ひとつ』も、手に取った時思わず「綺麗…」と呟くほど、しなやかに描かれた花を持つ女性の姿にとても魅了されました。今回の作品に関しては、絵画本体の傷等はなく、付属の箱もあり、本人作の証明になるサインと共シールの確認が出来ました。6号サイズで、主流のサイズよりかは小さめのサイズになる為、今回の評価額となりました。
緑和堂では山下保子さんの作品を取り扱っております。その他の作家さんや銘無しの作品も集めております。絵画に関してご不明な点など、気になる事がございましたらお気軽にお問い合わせください。