皆様こんにちは。緑和堂東京支店でございます。
今回ご紹介させていただくお品物は、ミッシェル・バテュ『夏の扉』になります。まず初めに作者のミッシェル・バテュについてご紹介致します。
バテュは1946年パリに生まれました。建築家の父のもと、幼いころから絵を描くことが大好きで、皆が寝静まった深夜に一人絵に没頭することも度々あったようです。
1964年にはパリ国立美術学校に入学し、1967年にはオーストラリアで初めての個展を開きました。その後も画家として活躍を続け、1986年には100年以上の歴史を持つフランス芸術家協会のサロンで最も偉大とされる栄誉賞を、2003年には女性としては2人目となるフランス国防省海軍公認画家にも選ばれました。
写真家の夫と共に世界各国を旅し、多くのものを見てきたバテュの作品からは、鮮やかな光と影のコントラストによる自然や大地のエネルギーを感じることができます。
今回の作品である『夏の扉』も、木々の間から差す日差しが柔らかく表現されており、吹き抜ける風を感じさせるような、まるで自分がその場にいるかのような気持ちにさせてくれます。
今回は作品の状態もよく、付属品なども揃っていたためこのような評価となりました。
緑和堂では、ミッシェル・バテュの作品を集めております。リトグラフ・シルクスクリーンの作品以外もお取り扱いしていますので、お気軽にお問い合わせください。