峯岸勢晃 作 『米色瓷線文徳利』

皆様、こんにちは！緑和堂東京支店でございます。今回お客様からお譲りいただきましたお品物はこちらです！

峯岸勢晃 作 『米色瓷線文徳利』です。

峯岸勢晃は栃木県那須町に工房を構える陶芸家で、中国の宋時代や朝鮮の高麗青磁に影響を受け、特に青瓷を焼いています。彼は20年以上かけて研究を重ねる事で「窯変米色青瓷」という新しい作品を生み出しました。窯変とは、焼成中に予期しない色や模様が生まれることを指し、彼の作品は独特の色合いと柔らかい印象が特徴です。彼の作品は青瓷や翠青瓷など多様なものがあり、特に睡蓮をモチーフにした香炉は高い評価を受けています。

今回の作品は彼の代表作である香炉とは違い徳利となっていますが、それでも人々から愛される作品となっています。米色やヒビの入り方が綺麗でここに日本酒を入れて一杯呑みたくなってきますね。共箱も保存されており、作品に損傷がないことから、上記の評価額となっています。

緑和堂では骨董品に加え、絵画や彫刻などの美術品を幅広く取り扱っております。気になる作品などお持ちでしたらいつでもご相談ください。
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