平山郁夫『月光らくだ行』

平山郁夫(ひらやま　いくお)は、仏教やシルクロードをテーマに描き続け、文化財保護を主張する「文化財赤十字」構想を提唱した世界的に評価された画家です。

東京芸術大学の学長も務め、数々の国際賞を受章しました。

『月光らくだ行』はシルクロードをテーマにした版画作品で、満月の光に照らされて砂漠を行くラクダのキャラバンが幻想的に描かれています。

青い夜空と満月の光がラクダの隊商を優しく照らす様子には、平和への祈りや旅の安全への願いが込められており、月の光と砂漠のコントラストが静謐な祈りの情景を演出しています。

こちらは300部限定の作品かつ、本人サイン有り、状態の良さも考慮してこちらの評価となりました。