こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
今回、ご紹介せて頂くお品物は「ベルナール・シャロワ 海の前」になります。
作者のベルナールシャロワは、1931年にフランスの村に生まれ、第二次大戦後は技術学校に進学しました。1955年、パリで絵画の基礎技法を学んだ後、初期は政治家の肖像画を描くなどイラストレーターとして生計を立てます。可憐な女性像作品の人気が高まると共に世界中でその作品が販売されるようになり、間もなく日本でも個展が開催されました。
ベルナール・シャロワはラッセンと並び日本で特に人気がある作家です。もちろん世界中でも個展を開いており、どこか温かみ感じる画に多くの人が魅了されています。描かれているのは美しいパリジェンヌ達です。透き通るような白い肌、画面の向こうからこちらを見つめる優しい眼差し。フランス人画家のベルナール・シャロワが描くパリジェンヌの微笑みは、特徴的な抽象画とは違い、誰が見ても美しいと感じる作品だからこそ日本人に好まれたのかもしれませんね。
清潔感を持ち、裸婦像でさえ清楚を宿す作品たちは、部屋にも飾りやすく、今も高い人気を誇ります。また油彩画の他に、リトグラフ作品も数多く手掛けており、油彩画に比べ手軽に楽しめることからこちらも人気となっています。