皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
今回、お客様からご依頼いただいた商品はこちらです!
楊三郎(ヤン・サンラン)作の油絵になります。
楊三郎は台湾出身の画家になります。台湾では知らない人はいないほどの有名な方で、台湾美術界の発展に大きく貢献された方です。
日本にもゆかりのある人物であり、楊三郎が生まれた1907年の台湾は日本の統治下でした。幼少の頃に見た日本人画家の絵を見たのをきっかけに美術の道を志しました。その後、日本へ留学し美術を学んだり、パリへ留学するもパリ在住の日本人画家たちと交流を持ちながら絵画の勉強をしていました。楊三郎にとって日本は第二の故郷として思い入れのある国だったのでしょう。
今回の作品は昭和30年代の作品になります。
お客様のお父様が大事にされていたとのことでした。
年代が古く傷んでいる箇所が見受けられたため上記の結果となりました。
緑和堂では、楊三郎をはじめ絵画の取り扱いを強化しております!
絵画では洋画・日本画を問わず、また、掛軸、箱有の陶器・食器・茶道具・刀剣・甲冑など、幅広い商品ジャンルをお取扱いしております。遺品整理やコレクションの整理にはぜひ、弊社緑和堂までお気軽にお問合せくださいませ。