皆様、こんにちは。緑和堂東京支店でございます。
本日ご紹介致します作品は、梅原龍三郎 作『浅間山』のリトグラフでございます。
梅原龍三郎さんは1888年京都府京都市生まれの洋画家です。
「花」「裸婦」「山」「風景」らがモチーフとして多く扱われていることでも有名ですが、ヨーロッパで学んだ油彩画と日本の伝統的な技術を取り入れた日本的洋画を書くことでも知られています。ただ模写をしただけではない、色使いや独特で豪快なタッチで描かれたモチーフには特徴的としか言い表せません。
亡くなって数十年経ちますが現在でも人気が高く、全体的に相場価格は高いと思います。油彩画は特に人気が高いのですが、人気作家である為贋作が良く出回ることがあります。
薔薇や風景をモチーフにした作品が人気が高いのですが、今作は浅間山をモチーフにしており、多く描かれてきたものとなります。薔薇など同じく人気のモチーフとなる為、他の作品と比べると相場価格も若干高くなります。さらに保存状態や箱があったなどの点から、上記の評価額とさせていただきました。
緑和堂では、梅原龍三郎さんの作品をはじめ、リトグラフ作品を集めております。作家不明の作品でもご相談下さい。
また掛軸、箱有の陶器、食器、茶道具、陶器類、刀剣、甲冑、洋画、日本画などの幅広いジャンルをお取扱い致しております。遺品整理やコレクション整理の際には是非、弊社緑和堂までお問い合わせください。