金とメッキ

皆様、こんにちは!緑和堂東京支店の前川でございます。

最近、気温は下がりましたが皆様どのようにお過ごしでしょうか?
私は、湿気が多くて汗だくになってしまう日が多いと感じております。
気温も湿度も程よくなる日が待ち遠しいですね。

さて今回は、貴金属の見分け方をお伝えしたいと思います!

さっそくですがこちらの写真をどうぞ

こちらはピアスと留め具の写真です。
ルーペで拡大しながら写真を撮っているので見えにくいかもしれませんが、「K14WG」という刻印があるのが見えますでしょうか?
こちらは、14金のホワイトゴールドという意味になります。

金の種類は、インゴット、K24、K18、K18WG、K14など様々あります。
どの金種に当てはまるかによって価格は大きく異なるので、小さなものでもこうやってルーペを使って刻印が有るか無いかを確認していく事が大切なんです。

続いてはこちらの写真をご覧ください。

また見えにくい画像ですね。すみません。
こちらはネックレスに刻印されていた文字ですが、「1/20 14K」とあります。
さぁ、「14Kとあるからこれは14金だ!!」と思ったそこのあなた!
残念。こちらはメッキになります。。。。

え?何が違うの?と思いますが、まず、「1/20」というように分数がある場合、金をそのくらいまで加工しているという意味になります。
そして「14K」というようにKが後についている場合、「あとK」と呼ばれる種類のものになり、14金以下の金種になる場合が多いのです。

そのためこちらはメッキとして判断されます!!ぐはぁあ!

このように、金種や刻印の種類などしっかりと把握することによって本当の相場を出すことができるので、真贋の鑑定ができる鑑定士に見てもらうことが大切になります。
無いとは思いますが、粗末な鑑定をする場所では本物をメッキと判断されたり、金種を誤魔化されたりするので注意が必要です。。。

緑和堂では厳しい社内資格を有した鑑定士が査定をしております。
お客様がご安心できるよう努めて参りますので、お客様からのご依頼をお待ちしております。