皆様こんにちは、緑和堂京都本店です。
本日ご紹介する作品は、黒田悦子作『舞妓』です。
黒田悦子は日本の画家です。
1962年に女子美術大学付属中等科入学し、1968年大調和展新人賞を受賞。
1971年女子美術大学専攻科を修了、その後シェル賞展で佳作を受賞など入選を重ね、1975年第14回大調和展で大調和賞を受賞しました。
1988年上野・東京都美術館にて開催された第27回大調和展では文部大臣賞を受賞、個展も三越・東武・東急などでたびたび開催しています。
作品は質感描写が見事な文楽人形や椿などで高く評価されています。
キャンパスに金箔の地、油彩でのモチーフ描写という特徴的な手法を用いた作品が多く、日本、西洋の絵画的手法を織り交ぜた独自の世界観があります。
こちらの作品も金地に油彩で舞妓がとても華やかに描かれています。石畳を優雅に歩く姿が目に浮かぶようですね。
良い状態でお譲り頂きましたので、こちらの評価とさせて頂きました。