皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
今回、お客様からご依頼いただいたお品物はこちらです!
平山郁夫 作『流砂浄土変』でございます。
平山郁夫さんは日本を代表する画家であり、文化功労者としても顕彰されている方です。
平山さんの作品には仏教に関する作品が多く、お寺や仏教伝来のシルクロードをモチーフにした作品などが多いのが特徴です。シルクロードも実際に何度も訪れた経緯があり、平山さんの作品には仏教が長い歴史を経て日本に伝来したロマンを後世に伝える使命を持ったような訴えかけるものを感じ取れます。
平山さんの作品で人気のある作品は、法起寺や薬師寺などのお寺を描いた作品になります。
ご自宅に飾ればまるでそのお寺に訪れているかのように感じさせてくれるそれらの作品は、査定額でも50万円~100万円ほどと高値になることがございます。
また、海外に多く旅をされた平山さんだからこそ、中国やエジプト、東南アジアなど海外にまつわる作品も多く、それらも高値になる傾向があります。
今作は絵画ではなく、陶板画という陶器の板の上に複製された作品になります。同じ複製画のシルクスクリーンなどと比べると陶板画は頑丈な分、重さが出てしまうものであり、少し人気が劣る作品となります。
しかし、今作は平山さんのシルクロードを舞台にされた人気作品でもあり、今回は上記の金額となりました。