皆様、こんにちは!緑和堂京都本店です。
本日ご紹介致しますのは梅原龍三郎作「浅間山」でございます。
梅原龍三郎は京都府に生まれ、浅井忠が主催する洋画研究所で学んだ後に渡仏します。
約5年間パリに滞在した時代には、ルノワールに師事し、絢爛な色彩や豪放なタッチといった画風の礎を築きます。
また梅原は美術品のコレクターとしても有名でした。
絵画ではマティス、ピカソ、ルオーといった作家の作品、東洋美術の収集にも熱心で、コレクションの壷を自身の作品に登場させたりもしました。
今回お譲り頂いた浅間山は梅原が生涯通して描き続けたモチーフでした。絶筆となった作品にも選ばれているモチーフであり、梅原龍三郎の作品といえばこの作品をイメージされる方も多くいらっしゃると思います。
水彩の作品ですが、作品全体からエネルギーを感じ取れるような作品となっております。貴重な作品をお譲り頂きありがとうございました。
緑和堂では美術品を専門に扱う鑑定士が在席しておりその判別も可能でございます。ご自宅で不要になった作品がございましたら是非「緑和堂」までお問い合わせ下さい。