皆さんこんにちは、緑和堂京都本店です。
今回ご紹介するのはジャン=ピエール・カシニョール 作 『愚かな女』です。
ジャン=ピエール・カシニョールは日本とも親交の深いフランスの画家で、日本で有名になった後フランスでも有名になったといわれるほどです。
カシニョールは高級呉服店の家に生まれ、幼少期からモデルの女性を見てきたことが彼の描く女性のルーツだとされています。
幼い頃から才能豊かで、13歳の頃に参加した砂の芸術コンクールで一等賞を獲得し、24歳の若さでフランスで毎年秋に開催されている「サロン・ドートンヌ」の会員に推挙されるほどでした。
1990 年代にはボリショイ・バレエ団の⾐裳や舞台装置を⼿掛け、新ジャンルの芸術にも積極的に取り組んでいます。
カシニョールの描く女性は美しくもノスタルジックな雰囲気を持ち、特に女性から多くの人気を集めています。
今回の「愚かな女」は日本と親交の深いカシニョールならではの和のテイストを取り入れた作品で、「気まぐれシリーズ」に数えられる裸の女性を描いた作品のうちの一つとなっております。
こちらの作品はマットや額の状態も良く、人気の作家のリトグラフであることを考慮して評価をつけさせて頂いております。
コレクションや遺品などの整理の際はぜひお気軽のお声かけ下さい。