皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
今回、お客様からお譲り頂いたお品物はこちらです!
ジャン=ピエール・カシニョール作 『黒い基調の庭』でございます。
ジャン=ピエール・カシニョールは1935年にパリで生まれました。家はパリでも有名なオートクチュールを作る仕事をしています。その関係からか自然とモデルの女性と関わる機会が多く、その為カシニョールの作品には綺麗で可憐な女性をモチーフにした作品が多いと推測されます。
カシニョールは世界中で人気のある作家です。もちろん日本でもよく知られています。つばの広い帽子を被った女性が頬杖をついている作品は一度は目にされている方も多いのでないでしょうか。
また、カシニョールの作品からは制作した年に流行になっているファッションを知る事も出来ます。ファッションに興味のある方がいましたら是非調べてみて作品を鑑賞してみる事をおすすめいたします。
今回の作品は、庭にたたずむ女性が描かれていますが黒い基調の庭というタイトルだけありまして、全体的に暗くやや怪しい雰囲気の作品になっています。一人佇む女性はなぜそこにいるのか、何をしているのかと想像を掻き立てられる作品となっています。
人気のカシニョールの作品となりますが、女性がメインで描かれている作品でないということから今回の評価額となりました。状態やモチーフによっては評価額が変動致しますのでご了承ください。