皆様、こんにちは。緑和堂 名古屋支店でございます。
今回、ご紹介させて頂く作品は、小田切 訓 作『アムステルダムの並木』でございます。
小田切 訓は、1943年北海道生まれの、日本を代表とする洋画家の一人です。
小さい頃から、絵が好きで砂浜の貝殻で絵を描いており、高校の時には、美術研究所に入りデッサンの修練をし、献身的に絵と向き合ってきました。
1979年に、日展に入選し、翌年に示現会佳作賞を受賞したりと、画家への道筋が開けてきます。
小田切の作品は、洗練されたシャープな線描きと独特の透明感ある色彩が特徴的で、樹木の色彩には「小田切グリーン」と愛称がつくほど、リアリティをもった表現力は、非常に高い評価を得ております。
今回の作品は、街の色彩や木々のグリーンがとても鮮やかで、運河の街が見ただけですぐに思い浮かぶ、ゆったりとした美しさのある作品だと感じます。
ヤケやヒビなどもなく、綺麗な状態で、裏にはサインもあり、20号サイズと大きいため、上記の評価額となっております。
作品の状態によっては評価額が変動致しますのでご了承下さいませ。