成田 陽 作 『木曽の峰』

皆様こんにちは。緑和堂名古屋支店でございます。

今回ご紹介させていただくお品物は、成田陽作『木曽の峰』でございます。

日本の美しい風景画や花を主に描いている日本画家の成田陽ですが、ふんわりとした柔らかさのあるタッチ感が自然と合わさるような絵柄が特徴的です。観ると作品のメインとなっている山や花に存在感を感じつつも心穏やかな気持ちになる、そんな作品を世に多く残しています。今回の作品『木曽の峰』も特徴的な柔らかさと自然が調和された風景画となっております。

旧満州で生まれた成田陽はその後東京に移り住み、現在の愛知県刈谷市に転居しました。1949年の中美展入賞をはじめ、日展、日春展などで様々な賞を受賞してきました。

今回の作品『木曽の峰』ですが、サイズは専用の箱が無く、額に多少の傷が確認されましたが、作品自体に傷やヤケは無い状態でした。その為、上記の評価額となっております。付属の箱や作品の保存状態次第では評価額に変動がございますのでご了承下さいませ。

緑和堂では、日本画をはじめ様々なお品物を取り扱っております。何か気になるお品物等ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。