皆様こんにちは。緑和堂東京支店でございます。
今回ご紹介させていただくお品物は、三代宮川香山の湯呑になります。
まず初めに三代宮川香山についてご紹介させていただきます。
三代宮川香山は祐閑宮川小兵衛政一の次男である長兵衛から始まった横浜真葛の三代目で、1881年、神奈川県に生まれました。
二代宮川香山の跡を継ぎますが、1945年5月の横浜大空襲によって本人は戦災死、加えて家族、従業員、さらには窯までもが失われました。
その後弟である智之輔が跡を継ぎましたが彼も1959年に死去し横浜真葛は断絶することとなりました。そのため横浜真葛の作品は新たに生み出されることはなく、希少度の高い品となっています。
今回お譲り頂いた湯呑は兎の文様が描かれた湯呑で、割れや欠け、キズ等なく状態は良好でしたが、共箱がなかったためこちらの評価額となりました。箱などの付属品の有無によっても評価額が上下することがございますので、予めご了承ください。
緑和堂では、宮川香山の作品を集めております。
LINEやメールなど、お写真での査定も行っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。