皆さんこんにちは。富士山は静岡側から眺めるのが好きな緑和堂関東エリア担当です。新幹線の車窓から晴れの富士山眺めるの良いですよね。
さて、今回ご紹介するのは赤く照らし出された富士山を描く画家、安食慎太郎氏作『赤富士』です。
豪華な20号サイズのキャンバスに、たっぷりと盛られた絵具。絵具で重くなる絵画は珍しいですが、氏の作品の魅力はこうして塗り重ねられたことにより現れる立体感が大きく影響しています。雨で削られた山肌やそれを照らす光の表現技法は、まさに圧巻というほかありません。
こちらの作品、その大きさもさることながら、箱などの付属品も各種揃っておりました。また保管状態も非常に良く、ほとんど新品のような状態でしたので、この評価となりました。
壁に掛けて楽しむ絵画や掛軸などの作品は日光の影響を受けやすく、色あせ等の劣化が進行してしまいます。劣化の進んだ作品は買取お値段も下がってしまいますので、掛ける際は日の当たらない壁を選び、掛けたままにするのではなく、来客時や自分が楽しみたいときだけ掛けるといった工夫で劣化を可能な限り防ぐことをお勧めします。