皆様、こんにちは、緑和堂東京支店で御座います。
本日もご依頼頂いたお品物のご紹介をしていきたいと思います。
今回の作品は少し前にご紹介した、きたのじゅんこの作品2点になります。前回の「黄金の森の少年」をご売却いただいたお客様からこちらもご依頼いただきました。題名は「悲しがる君に」(全体的に黄色い絵)と「標」(全体的に青い絵)です。
きたのじゅんこは詩やエッセイなども手掛けており、絵の題名も情景を想像させるワードが使われてるような気がします。今回の題名を掘り下げると、寄り添う事、もしくは傍らに誰かがいる事を暗喩している言葉と捉えることができます。心なしか作品自体も見守るような雰囲気が感じられます。
どちらの作品もファンタジー色が感じられるのはもちろんですが、どこか静けさを感じます。見ていると気持ちが落ち着くような絵はきたのじゅんこ作品の大きな特徴です。飾るなら客間や寝室、書斎などが良いかもしれません。私の個人的な感想にはなりますが、お子様を見守るという意味で子供部屋に置くのもいいのではないかと思います。