皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
今回、ご紹介致します商品はこちらになります。
十三代 中里太郎右衛門 作『絵唐津茶碗』でございます。
中里太郎右衛門とは、江戸時代から続く唐津焼の名跡です。
太郎右衛門窯は、代を受け継ぐ作家の下で陶房の職人たちが作品を手掛け、日用品から芸術品まで生み出しております。
代を受け継いだ作家本人が手掛けた作品を「作家もの」と言い、陶房の職人が手掛けた作品を「窯もの」と言います。
窯ものは裏面に三つの点があり、これを「三ツ星」と言い、太郎右衛門窯の標章とされています。
窯もの作品で人気のあるものが、十二代太郎右衛門窯が手掛けた茶碗などです。十二代は人間国宝に選ばれた方であり、その方の下で働いた職人たちが作る作品が人気である理由です。評価額では10万円前後もするほどです。
今作は十三代太郎右衛門窯のぐい呑みです。
十三代は十二代太郎右衛門の長男であり、その技術は確かなものがあります。
しかし、人間国宝であった十二代の作品と比べると、評価額は下がる傾向にあります。
作品の状態、共箱がある事、作品の欠損などを確認させていただき、上記の評価額となりました。
緑和堂では、中里太郎右衛門をはじめ、陶磁器作品を集めております。
また、掛軸、箱有の陶器・茶道具・陶器類・刀剣・甲冑・洋画・日本画など、幅広い商品ジャンルをお取扱いしております。ご不明なお品物は緑和堂までお問合せ下さいませ。