皆様こんにちは、緑和堂京都営業所です。今回はご紹介させて頂くお買取り商品は、谷口和正作の『ポピー咲く古城』です。
谷口和正さんは、1957年兵庫県に生まれ。1981年信州大楽農学部を卒業後1998年~2005年に真砂美塾に入塾。現在もご活躍なさっておられます。
またご自身を「居酒屋派」と名乗っておられ、これはご自身が敬愛なさっている谷内六郎画伯が自ら「駄菓子屋派」と名乗っておられたのに感動し、自分に合うものは無いかと考えサラリーマン時代を振り返って思いついたフレーズだそうです。
また理念として、日頃見慣れた風景が徐々に無くなって更地になっている事に気付かれ、ご自身が子供の頃見た日本の風景を今描いて残しておかねばこの風景を失ったままになるだろうとお考えになられ。記憶を辿りながらあの頃の風景を描いてらっしゃいます。そしてご自身の頭の中にあるもの描いてきたものをできる限り後世に残すべく現在も個展を開くなど現在も精力的にご活躍していらっしゃいます。絵には繊細な美しさとノスタルジックを感じ、行った事は無いけれど昔この場所に来たことがあるかのような記憶を呼び起こす作品が多く描かれています。
今回のお品物は箱に入っており保存状態もよかったため、上記の評価となりました。お品物自体の状態によってはが評価が変動致しますのでご了承下さいませ。