三世 清水石仙 作『朱泥 急須』

皆様こんにちは。緑和堂名古屋支店です。

今回ご紹介するお品物は、三世 清水石仙作『朱泥 急須』でございます。

初代清水石仙は温故焼の窯元で、主に煎茶器や抹茶器を製作していました。二世石仙（本名・清水勇蔵）からは愛知県常滑に移り、常滑焼で煎茶器などを製作するようになります。二世石仙は温故焼よりも朱泥を好んで製作に励んだと言われています。今回のお品物を整作された大正3年生まれの二世清水石仙（本名・清水金堂）は、その二世石仙の四男にあたります。

今回のお品物は常滑朱泥急須で、蓋を含めた急須の表面全体に彫られた細かい模様は、独特の雰囲気と他の作品には見られない斬新さを感じることが出来ます。お品物自体の保存状態も良く、目立った傷も無く、共箱や栞付も綺麗な状態でしたので、上記の評価額となっています。また、お品物自体の状態や共箱の有無によっては価格が変動致しますのでご了承下さいませ。

緑和堂では、清水石仙の作品を集めております。
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