皆様、こんにちは!
緑和堂京都本店でございます。
本日は伊勢崎満 「徳利」をご紹介致します。
伊勢崎満は人間国宝である伊勢崎淳の実兄の陶芸家です。
父は岡山県重要無形文化財の伊勢崎陽山であり、息子達も備前焼作家として活躍しています。
以前に備前焼の作品を紹介した際も書かせて頂きましたが、備前焼は炎の芸術と呼ばれています。模様については様々な模様がありますが、今回は特徴について2つご紹介したいと思います。
特徴として、まずは、非常に丈夫であるという事があります。投げても割れぬと言われるのは、約2週間程度1200℃~1300℃で焼き締めを行う事で強度が非常に高いためです。
次にビールが美味しくなる。これは細かい気孔ができる事で通気性がよくなるためであると言われています。料理屋さんで備前焼で出されたビールを飲んだ事がありますが、泡が細かくて美味しかったという印象があります。
話しが逸れてしましいましたが、今回は徳利の作品をお譲り頂きました。お酒をいれるのはもちろん、一輪挿しや花を生けなくても存在感のある作品です。貴重な作品をお譲り頂きましてありがとうございました。
緑和堂では、備前焼以外にも陶磁器を始め、備前焼全般の作品を集めております。状態の良し悪しに関わらずしっかりと査定致しますのでお気軽にお問い合わせ下さい。