皆様、こんにちは。 緑和堂 名古屋支店でございます。
今回、ご紹介させて頂くお品物は吉田 萩苑『鬼萩 茶碗』になります。
こちらは名古屋市緑区にお住いのお客様よりお譲り頂きましたお品物になります。
吉田萩苑は山口県萩市三見床並に生まれます。十五歳より人間国宝の十代 三輪休雪に入門し修行を重ね、天鵬山窯の開設に際し技術指導者として招かれ尽力しました。
1968年生まれ故郷である山口県萩市玉江に玉隆窯を開設しますが1983年の事故により46歳という若さでこの世を去りました。
今回のお品物は、吉田萩苑の得意とする萩焼の茶碗であり、切高台の堂々とした造りや、三輪休雪から学んだであろう鬼萩も見事な作品で、作品自体の状態も良く、専用の木箱もありましたので、今回の評価額となりました。
お品物の状態によっては価格が変動致しますので、ご了承下さいませ。